サウジアラビアには明文化された刑法がない。

サウジアラビア西部ジェッダの往来で人気のダンス「マカレナ」を踊ったビデオがインターネットで人気を得た14歳少年が、地元警察に逮捕された。二度とやらないと誓約し、23日に釈放されたという。

whisper.vivian.jp/mt4.2/mt-cp.cgi?__mode=view&blog_id=1&id=215 http://www.travelog.jp/user/profile/mp_profile.php3?userid=cvbvnmg警察は、「公の場に不適切な振る舞い」をした疑いで少年を逮捕したと発表したが、内務省は23日、「自分や他人の命を危険にさらすまねは二度と繰り返さない」という制約の署名したため、不起訴で釈放したと明らかにした。少年の名前は公表しなかったが、アラブ圏の別の国出身だという。

45秒の短い動画クリップで、しま模様のシャツを着た少年は、横断歩道の中央へ進み、赤信号で停車している5車線の車の前で、1990年代にヒットした曲に合わせて踊った。ビデオクリップは昨年7月にインターネットに投稿された様子。

http://profile.ameba.jp/cvbvnmg http://lets-robot.com/userinfo.php?uid=8931サウジアラビアには明文化された刑法がない。このため、少年の逮捕や処罰の内容については、警察や裁判官が恣意的に決めることができる。

横断歩道の中央でマカレナを踊る少年のビデオについて、ソーシャルメディアでは意見が分かれた。少年を擁護したり、「英雄」と呼ぶ人もいる一方で、その行動を「不道徳だ」と非難する意見もある。